その後

母が亡くなって2年になりました 四十九日 新盆 施餓鬼会 一周忌 そして三回忌と2年があっという間に過ぎた様に感じます
次の七回忌までには時間がありますので 来年には誰も住んでない実家を整理したいと思ってます
物で溢れていて仏壇もあるのでいつかはやらないと・・・何にしてもお金がかかりそう
亡くなって1週間もしない内に固定資産の納付者を登録しろとの案内が市役所から届きました
相続者は私と弟2人の3人なので長男の私が払う事にして
今年の夏には実家の所有権を私名義に相続しました菩提寺もあるので自分の死後どうなるのか?
妻は関係ない素振りで自分は「散骨して欲しい」とか言いながら
何もしないのに一々注文付けてくるし・・ちょっとなーと疲れます(汗)

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母急逝

私の母親が死んだ82歳一人暮らしの独居老人
約3年前に路上で倒れて救急搬送されて検査で半月入院してから
朝晩と一日2回は様子を見ても元気だったのに突然亡くなった
この日も朝は普通に話して昼には弟もきてお風呂場から「いつもありがとう」って言ってたのに
寒い日だったので昼間に大好きなお風呂に入ったまま逝ってしまった
夕方いつもの様に私が来た時は部屋の明かりやいつものテレビが付いた以外どこも暗かったので声をかけても返事もなく台所もトイレもお風呂場の電気も付いてなくて
おかしいなと思ったら浴槽に人影らしい物が・・・
「お袋!」思い切り引っ張り上げて119番して救急車が来るまで心臓マッサージをしたけど無駄だった
救急隊員が来たけどすでに「死後硬直が始まってます」と言われた
警察署で検死したところ心不全の疑いで死亡推定時刻は午後0時頃との事でした
弟が帰ってすぐの時間 私が来るまで6時間経ってた入浴してたから引っ張りあげたときは温かくとても死んでるようには思えなかった
後2ー3年後いつかはこんな時が来るとは何となく思っていたけどその時は急に来た
お母さんもっと話を聞いてあげれば良かったと思います

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デジタルガバメント

数年前から行政手続きのオンライン化が計画されてそれを後押しするようにコロナ禍におけるリモートワークの障害になってる押印が悪者扱いされてはんこ廃止論まで声高に議論されます
私見として三文判は必要ないかと思いますそもそも既製品でどこでも購入できる三文判は印章全体の品位を貶めているとしか思えません
「三文判こそ文化」とおっしゃる業界の方もいらっしゃいますが利便性のために必要で作り上げたものが文化なら何でも文化になるのかな?とも思います
一方で実印などの登録印は財産とか権利などを守る意味では必要ですしサイン文化がない我が国ではまだまだ廃止はできないとはんこ不要論からは分けて考える必要があります
そんな実印にしてもスキャニングして機械彫刻すれば同じものができるでしょうし印鑑が証明にはならないとおっしゃる有識者もいらっしゃいます
私の仕事でも同じ印影で作り直して欲しいと言う要望も少なからずありますが機械で彫るのは難しいと感じてます
機械の場合は彫刻のカッターの刃先の厚みの関係で浅く入っても0.1mm位は必要なので基の印影よりも細くなってしまう事が多いです
完成してからでないとわからないので逆に印影を転写して完全手彫りでやった方が途中経過もわかりますしより近いものが仕上がると思います
身近なはずのハンコだけど三文判も銀行印も実印も一緒にして論じていたり開運とか風水とかに乗じて商売にして益々一般の方に分かり辛いものにしてきた我々にも責任がある気がしてきました

余談ですが離婚届けの印鑑廃止で離婚が増えると言う意見ですがハンコなくても相手に確認するのが良いと思います(あるいは実印だけ認めるとか)防げるやり方はあると思います

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コロナ禍

新型コロナウィルスが経済にも多大な影響をもたらし始めました
倒産・廃業など今は直接的原因よりも資金的体力がない企業から出始めてる状態です
当店にも少なからず影響が出ていると感じます この先今の状態なのかはわかりませんが しばらくは続きそうな気がします

新型コロナウィルスは早い時期から「COVID-19」と名付けられてるにもかかわらずテレビの情報番組などではこの名称はあまり使われず
新型コロナウィルスと「新型」とセンセーショナルな枕詞を使ってる印象が否めない気がします 今ではコロナと言えばCOVID-19とイコールなほど浸透してしまいました

「賢く恐れろ」と言うけど不確定な情報が多すぎてデマまで起きて詐欺まで横行して休業中の店舗には泥棒まで現れてるのに鈍い政府に暴動が起きないこの国はある意味「美しい国、日本」と言ったあの人のスローガン通りになったのでしょうか?

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還暦の誕生日に

世の中は新型コロナウィルスで混乱してます
そして我が国の「緊急事態宣言」が4/7に発表になりました
この日は私の60歳の誕生日です還暦の記念日となり何だかなあと思います
経済は低迷してこの先どうなるのか見通せないまま長引けば失業する方や廃業する事業が増える中見えない相手に立ち向かって行かなければないのに政治家の危機感の無さや
株価連動支持率首相が率いる政府の中途半端な政策には憤りを覚えます
不要不急と繰り返し言ってるけどそもそもその文言も曖昧だし他人から見て不要でも本人には必要な事なのかもしれないので
もっと具体的に出かけるのはいいけど2人以上集まるのは止めてくれと言ってほしい

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長男夫婦の子供たち

私の長男は最初の平成生まれで6年前に結婚して娘が2人います要するに孫です同居はしてません 車で1時間15分ほどの違う市に1戸建を建てて住んでますので年に数回会う程度です
上の孫娘は今年4歳で口が達者です下の孫娘は今月最初の誕生日を向かえます
一升餅と初節句を兼ねて今月の下旬にお祝いの席を設ける予定ですどちらも歩くのが早かったのでお姉ちゃんと同じで一升餅背負っても踏ん張って立つのかも知れません

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旅立ち

またまた超ロングにご無沙汰しております。「先日お客様からブログを見て注文しました」とメールを頂きました。

こんなに更新も無いブログなので誰も見てないだろうと思ってました。その時はちゃんと更新しないとと思ったわけですが、また少し時間が経っての更新となります(苦笑)

私事ですが一番下の娘がこの春、高校を卒業しました。来月から短大へと通う事となってますが、自宅からは通学が出来ないので学生マンションで独り暮らしする事になってます。

本人は楽しみにしてますが、本当に自炊とかして暮らして行けるのかな?と少し心配してます。そんなにお金は出してやれないので、生活費くらいはバイトでやりくりしてと言ってはあるけど、バイトもすぐに見つかるかどうか、今でも散らかり放題の娘の部屋を私が時々片付けてる状態なのに、「マンションの部屋の掃除もちゃんと出来るのだろうか」とかと、いつかは親元を離れて行くものだわかってますが、初めての旅立ちは心配も尽きませんね。

 

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オーダーグッズ・ビジネスショー

お久しぶりです

先日池袋で行われた年に1度の展覧会に行ってきました

前回行ったのは7年前です

以前はハンコと名刺などの軽印刷が主流でしたが久しぶりに行った展覧会では

レーザー彫刻やTシャツなどのプリントやコンピュータ刺繍などの機械の展示会でした

出展業者は増えて来場者も増えたようですが仕事のヒントになるものは無かったです

数百万円する機械を導入しても元が取れないと思うので購入する気はないです

印鑑の彫刻機は一昨年に新しいのを買いましたが元が取れるまでには至ってません

下請けに出した方がいいのでしょが満足の行く物がなかなかないので自分で彫刻してます

機械を導入するのは納期が柔軟になる事と仕上がりが思うとおりに行くと言うだけで利益には

中々繫がらないものです

そんなジレンマがあります

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印鑑の外枠

ご無沙汰してます

先日印鑑の彫り直しを始めてから初めて「外枠が欠けてしまったのでまた彫り直してほしい」と注文がありました

象牙なので固い床などに落としたりすると欠けてしまう場合もありますが印鑑の外枠は細くとれるほど文字が引立つのであえて細めにとってあります

彫刻機のような機械で枠を細く設定する事も可能ですが壁が薄くなったりするともっと欠け易くなるのでその当たりは手彫りで調整します

機械で0.5mm位に厚め設定して最後に0.2mm位で補刀します 

印相体など文字が枠に付いている部分が切れないように考えながら文字を入れておかないとなりません

機械彫りが主流の業界ですがアナログな一味があるか無いかでも見た目出来が違ってくるものです

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古い印鑑

印鑑の彫り直しで他の方の彫刻した印鑑にお目にかかる事も多いです 高かっただろうなと思わせる象牙の印鑑には敬服する値するものもあったり彫り直すのは惜しい印鑑もあったりします

いくら高級な印鑑でも使えないなら意味はないと思いながら泣く泣く印面を削って新しい彫刻を施します その方の思い出がたくさん詰まってるだろうと思う古い印鑑には価格はつけられないとも思います

まだまだ若輩者な私の彫刻でもまた新たな思い出の品に代わってくれる事を願いながら今日も印鑑を彫ってます

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